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Claude Code、5時間制限に達してもキリよく止まるようになった

Claude Codeは2026年9月25日から、5時間制限に達しても編集を途中で止めず、キリの良いところまで進めてから終了する。仕組みとプランごとの回数を確認した。

赤いバックライトのキーボードと、コードが表示された画面を暗い室内で撮影した写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Rahul Pandit on Pexels

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Claude Codeに長いリファクタリングを任せていたら、テストの修正を残したまま作業が急に止まった。そんな経験がある人は多いはずだ。5時間の利用枠を使い切ったサインで、これまでは編集の途中でも容赦なく打ち切られていた。続きをやらせるには、枠がリセットされるのを待つか、別の利用クレジットを使うしかなかった。

この「途中で切れる」問題に、Anthropicが2026年9月25日に手を入れた。上限に達しても、Claude Codeはすぐには手を止めず、キリの良いところまで作業を進めてから終わるようになった。どんな仕組みで、誰にでも同じだけ使えるのかを確かめた。

Claude Codeが5時間制限に達すると、次は何が起きるのか

これまでのClaude Codeは、長時間の作業中に5時間のセッション制限へ達すると、コードの編集途中でも作業を打ち切っていた。あと少しで終わる場面でも、枠がリセットされるまで待つか、追加の利用クレジットを使わない限り続きはできなかった。PC Watchの報道は、これが2026年9月28日時点まで続いていた挙動だと伝えている。

Anthropicの開発者向け公式Xアカウント「ClaudeDevs」は2026年9月25日、この挙動を変えたと投稿した。

Claude Code will now try to find a graceful stopping point when you hit your 5-hour limit mid-task, instead of cutting off mid-edit. It gets a small, fixed allowance pulled from your weekly limit to wrap up what it can.

「タスクの途中で5時間制限に達しても、編集の途中で切るのではなく、キリの良い停止点を探すようになった。週次の利用枠から小さく決まった分量を使い、できるところまで仕上げる」という内容だ。具体的には、進めていた編集を終わらせる、テストを通す、残った作業をメモに残す、といった対応をしてから止まる。この「残業」自体に、利用クレジットは要らない。

ただ、この残業に使う時間は、いったいどこから出てきたものなのか。

「残業」はどこから出た時間なのか

Claude Codeには、実は2種類の利用枠がある。Claude公式ヘルプセンターの説明によれば、使用状況の画面には2つの残量が別々に出る。普段は5時間の枠だけを意識していれば十分だが、残業の仕組みを理解するには両方を区別する必要がある。

  • Current session(5時間セッション枠): 作業を始めてからの利用量を管理する枠
  • Weekly limits(週次の枠): 別のヘルプ記事によれば「Your weekly limits still reset on their usual day and time」、つまり7日間のカウントダウンではなく、アカウントごとに決まった曜日と時刻にまとめてリセットされる枠

先のClaudeDevsの投稿にあったとおり、残業に使う分は「週次の利用枠から」引かれる。5時間のセッション制限に達したときに追加でもらえる時間は、無料のおまけではない。

自分は最初、「残業」と聞いて、無料の延長時間を思い浮かべた。だが実際は違う。決まった曜日にリセットされるはずだった週次の枠を、今のセッションのために少し前借りしているだけだ。

つまり、5時間制限に何度も引っかかって残業を使うほど、次のリセットまでに使えるはずだった週次の枠は目減りしていく。この仕組みは、契約しているプランによっても違うのだろうか。

残業できる回数は、プランで同じなのか

答えは、プランによって回数に差がある、というものだ。

プラン残業できる回数
Pro週1回のみ
Max・Team Premium5時間のセッション制限に達するたび(週次枠が残っている場合)

PC Watchの報道によれば、Proプランで残業が使えるのは週に1回だけだ。MaxプランとTeam Premiumプランは、週次の枠が残っている限り、5時間制限に達するたびに繰り返し使える。

同じ報道から、残業を使うときに知っておくとよい点も分かる。

  • Proプランは週1回しか残業を使えない。どの作業を「あと少しで終わる」残業に回すかを選べる機会は、1週間に実質1回しかない
  • 残業分を使い切っても作業が終わらないことはある。その場合は、これまでと同じように追加の利用クレジットを消費すれば続けられる
  • 残業は制限に達したときの猶予であって、制限そのものをなくす機能ではない

まとめ

Claude Codeは2026年9月25日から、5時間のセッション制限に達しても編集の途中で止めず、キリの良いところまで進めてから終了するようになった。その残業分は、無料の追加時間ではなく、週次の利用枠から前借りしたものだ。Proプランは週1回、MaxとTeam Premiumプランは週次枠が残っている限り5時間制限のたびに使える。残業分でも作業が終わらない場合は、追加の利用クレジットで続けられる。

長い作業を任せるときは、この残業がいつ使われるかを意識しておくとよい。とくにProプランの利用者は、週1回しかない残業を、本当に必要な場面までうまく温存できるはずだ。

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