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コイズミの新型電動ミルは、挽き加減を目盛りで再現できる

コイズミの電動ミルKPM-0101/Sは、仕様表に新しく「粒度目盛り」という項目が加わり、つまみの目盛りに合わせるだけで同じ挽き加減を再現できる。10月中旬発売、2,200円(税込)。

イメージ写真。ステンレスのキャップが付いたガラス容器の塩ミルと胡椒ミルが並んでいる。

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Narmin Aslanli on Pexels

この記事には Amazon アソシエイトのリンクを含みます。

電動ミルのつまみを回しながら、「今日のひと振りは昨日より粗い気がする」と思ったことはないだろうか。粗挽き・中挽き・細挽きと無段階に回せるつまみは便利な一方、今どの位置に合わせているかを示す目印がなく、毎回感覚で合わせ直すことになる。コイズミが2026年10月中旬に発売する電動ミル「KPM-0101/S」は、この点に手を入れた。公式の仕様表に、旧モデルにはなかった「粒度目盛り」という項目が新たに加わっている。

旧モデルのつまみに無かったもの

KPM-0101/Sの前に売られていた「KPM-0100」の公式商品ページを見ると、粗さの調節は「つまみを回して粗さの調節ができる」とだけ説明がある。仕様表(スペック欄)にも、目盛りや段階数を示す項目は無い。どこまで回せば「中挽き」になるかは、使う人が感覚で覚えるしかなかった。

新しいKPM-0101/Sの仕様表には、「粒度調節:○」に加えて「粒度目盛り:○」という行が並ぶ。同じ仕様表の形式を持つ旧モデルのページには存在しなかった項目が、新モデルで追加されている。

目盛りが付くと何ができるのか

「目盛りが付いた」という一文だけでは、数字がひとつ増えた程度の変化に見える。実際に小泉成器のプレスリリースに載った商品写真を見ると、印象が変わった。つまみの周りに7つの点が並ぶ。左端の1点を赤い丸で「粗挽き」、中央寄りの2点を赤い丸で「中挽き」、右端の1点を赤い丸で「細挽き」と示す形で紹介されている。「ねじるように調節ダイヤルを回して粗さ調節ができる」という説明に、この点の並びが添えられている。

これは、つまみを回す角度に対して「今どのあたりにいるか」を示す目印が、7段階の点として本体に刻まれているということだ。一度好みの挽き加減を見つけたら、次に使うときはつまみをその点に合わせ直すだけでいい。レシピに「粗挽き黒こしょう少々」とあっても、自分のミルでどこまで回せばその粗さになるかを、毎回勘で探さずに済む。

対応する調味料は、2〜5mmの岩塩(クリスタルソルト)とブラックペッパー・ホワイトペッパー・グリーンペッパー・ピンクペッパー、ピンク岩塩。刃には錆びないセラミック刃を使う。電源は単4形アルカリ乾電池4本(別売)で、連続使用時間は約30分。サイズは約37×37×178mm、質量は約200gで、連続使用時間は旧モデルKPM-0100の約30分と変わらない。

充電式モデルは便利になったのか

コイズミは同じ10月中旬に、USB充電式の「KPM-0201/S」も発売する。電池を買い足さずに済む点は魅力だが、公式仕様表を見ると、電池持続時間は約15分、充電時間は約70分とある。充電式の旧モデル「KPM-0200/S」は2025年5月発売で、現在は生産終了品として公式ページに残る。電池持続時間は約60分、充電時間は約90分だった。

015304560分KPM-0100: 30KPM-0101/S: 30KPM-0200/S: 60KPM-0201/S: 1530306015KPM-0100KPM-0101/SKPM-0200/SKPM-0201/S乾電池式・旧型乾電池式・新型充電式・旧型充電式・新型

4機種を並べると、乾電池式は新旧どちらも約30分で変わらない。充電式は新型になって約60分から約15分へ、4分の1まで短くなっている。充電式の方が進化した位置づけだと思い込んでいたので、肝心の持続時間で旧モデルより大きく短くなっている点に意表を突かれた。内蔵するリチウムイオンポリマー電池の容量も400mAhから300mAhへ下がってはいるが、容量の減りは25%にとどまる。持続時間の75%減とは釣り合わない。モーターの消費電力が変わったのか測定条件が変わったのか、公式発表に説明は無く、原因は確認できていない。

向く人・向かない人

  • 向く人: 同じ料理を繰り返し作り、毎回同じ挽き加減を再現したい人。レシピ通りの粗さに近づけたい人
  • 向かない人: その都度感覚で挽き加減を変えたい人(目盛りの恩恵が小さい)。電池の管理そのものを無くしたい人は充電式のKPM-0201/Sが候補になるが、1回に挽ける時間が短くなる点は踏まえておきたい

気になる点

KPM-0101/Sの希望小売価格は「オープン」で、メーカーが価格を定めていない。コイズミ公式オンラインショップでは2,200円(税込、2026-10-04確認)で案内されており、この記事でもこの価格を使う。発売は2026年10月中旬予定で、2026-10-04時点では「入荷待ち:入荷次第発送」の表示だった。付属品はスタンドと掃除用ブラシで、スタンドは2個以上購入した場合に連結できる仕様になっている。

まとめ

コイズミの電動ミルKPM-0101/Sは、公式仕様表に新しく「粒度目盛り」という項目が加わった。つまみの周りの7つの点に合わせることで、同じ挽き加減を再現できるようになった。旧モデルKPM-0100にはこの目印が無く、つまみを感覚で回すしかなかった。電池持続時間は約30分で旧モデルと変わらない。

同じ10月中旬に出る充電式のKPM-0201/Sは電池を買い足さずに済む一方、電池持続時間が約15分と、充電式の旧モデル(約60分)より大幅に短くなっている。電池の管理を取るか、1回に使える時間を取るかは、乾電池式と充電式のどちらを選ぶかを左右する条件になる。発売は2026年10月中旬予定、価格はコイズミ公式オンラインショップで2,200円(税込)。

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