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「ちょこんとフィギュア」は子どもの絵も立体フィギュアにできる

DMM.make 3Dプリントの「ちょこんとフィギュア」に、子どもの絵や自作イラスト、自分の写真から作る「キャラクターフィギュア」が2026年9月30日に加わった。10cmなら6,980円、最短3週間で届く。

淡い光の中に並んだ、カップルをかたどったカラフルなミニチュアフィギュア

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Nothing Ahead on Pexels

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子どもが描いた絵や、自分で考えたキャラクターのイラストが、スマホの中に眠っていないだろうか。写真に撮っただけで、そのまま忘れている人も多いはずだ。

DMM.make 3Dプリントの「ちょこんとフィギュア」に、2026年9月30日、そうした絵や写真をフルカラーの立体フィギュアにできる新しいラインが加わった。これまでペットの写真専用だったサービスの対象が、絵にまで広がった。ペット写真の立体化と何が違うのか、いくらでどのくらいの大きさになるのか、そして誰の絵でも注文できるのか。順に確かめていく。

子どもの絵や写真も立体化できる

「ちょこんとフィギュア」は、2025年9月29日にペット写真専用のサービスとして始まった。愛犬や愛猫の写真を1枚アップロードすると、AIと3Dプリンターでフルカラーの小さなフィギュアに仕上げてくれる。

1周年を迎えた翌日の2026年9月30日、運営する合同会社DMM.comは新ラインナップを発表した。子どもの描いた絵や自作のキャラクターイラスト、自分の写真、アバター画像を立体化できる「キャラクターフィギュア」を追加したという内容だ。対象が「実在する生き物の写真」から「平面に描かれた絵」にまで広がったことになる。

ペットの写真はどの角度からでも撮り直せるが、1枚の絵には裏側がそもそも存在しない。同じ「立体化」でも、絵の場合は何が足りないのだろうか。

正面の絵からどう立体にするか

ペットフィギュアなら、実物の犬や猫を正面・横・後ろと好きな角度から撮影できる。立体の情報は、最初から写真の中にある。

一方のイラストは、最初から平面に描かれたものだ。背中がどうなっているか、横から見るとどんな厚みがあるかという情報を、絵そのものが持っていない。

公式サイトは「正面・側面・背面など複数アングルのイラストがあると、AIが立体構造をより正確に認識できます」と案内している。正面1枚だけでも注文は受け付けるが、精度は絵が持つ情報量に左右される、と読める書き方だ。自分はここで一度止まった。写真を撮り直せばいいペットと違い、一枚の絵は最初から見えない部分の情報を持たない。AIがやっているのは単なる立体化ではなく、描かれていない部分の推定なのだと気づいて、見方が変わった。

公式サイトが挙げる「利用できない画像」の条件を見ると、この推定の仕組みがもう少し具体的に見えてくる。

  • 顔や体が見切れている
  • 線が薄い、または色が判別しにくい
  • 複雑すぎるポーズ
  • 背景と絵が一体化している
  • 武器などの細いパーツがある

どれも、AIが絵から形をうまく読み取れなくなる条件だ。見えている部分の情報が乏しいと、見えていない部分の推定もうまくいかない、という理屈だろう。

絵の情報量が精度を左右するとわかったところで、気になるのは値段と大きさだ。

サイズ・価格・納期

キャラクターフィギュアは、高さ10cm・15cm・20cm・25cmの4サイズから選べる。価格はいずれも税込で、初回注文時はさらに割引がある。

サイズ価格(税込)初回価格(税込)
10cm6,980円5,980円
15cm8,980円7,980円
20cm16,980円15,980円
25cm34,980円33,980円

送料は550円で、5,000円以上の購入で無料になる。納期は最短3週間で、通常は18〜24日、混雑時は最大40日かかるとされている。注文の流れは次の4段階だ。

  1. 画像をアップロードする
  2. 権利の確認と3Dデータの確認を受ける
  3. フルカラー3Dプリンターで造形する
  4. 自宅に届く

複数枚の画像を用意できるなら、正面に加えて側面・背面の絵も添えると、前の節で見た「情報量」を増やせる。

価格とサイズが分かったところで、最後に気になるのは、誰のどんな絵でも注文できるのかという点だ。

著作権・肖像権の条件

「キャラクターフィギュア」という名前を見て、自分は最初、アニメやゲームの好きなキャラクターも注文できるのかと思った。確認すると逆だった。

公式の案内は「ご自身が著作権・肖像権等の権利を保有している画像、または権利者からフィギュア化の許可を得ている画像のみご利用いただけます」としている。サービスページでもキャラクターフィギュアの対象は「オリジナルキャラクター(自作・同人キャラのみ)」としている。既存作品の版権キャラクターや他人の二次創作は、原則対象外と明記されている。

つまり対象になるのは、自分で考えたキャラクター、子どもが描いた絵、自分で撮った写真やアバター画像だ。名前の「キャラクター」は、世に出ている版権キャラクターではなく、自分の手元にあるオリジナルを指している。

まとめ

「ちょこんとフィギュア」は、2026年9月30日からペット写真に加えて子どもの絵や自作キャラクターのイラスト、自分の写真も対象になった。10cmなら6,980円、25cmなら34,980円で、フルカラーの立体フィギュアにできる。納期は最短3週間で、正面だけでなく側面・背面の絵も用意すると、AIが立体を推定する精度が上がる。対象は自分が著作権・肖像権を持つ画像に限られ、既存作品のキャラクターは原則注文できない。手元で眠っている絵や写真があるなら、まず1枚アップロードしてみる価値がある。

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