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カシオのリング型時計は、A168の機能をそのまま指に収めた

カシオの新リングウォッチ「CRW-002」は、定番A168と同じ機能を、一般的な腕時計用モジュールの約1/10サイズに収めた。25.2×18.2×6.2mm・15gの指輪になった仕組みと、向く人・向かない人を確認する。

電子回路の基板が内側に見える、黒いスマートリングをコンクリートの上に置いた写真(イメージ写真)

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Andrey Matveev on Pexels

この記事には Amazon アソシエイトのリンクを含みます。

定番の「チープカシオ」ことA168が好きだけれど、腕時計をもう1本増やしたくない。そう思ったことはないだろうか。

カシオが2026年11月に発売する「CASIO RING WATCH CRW-002」は、A168のデザインと機能を指輪サイズに収めた時計だ。デュアルタイムやストップウォッチまで、A168の機能をそのまま持ってきている。何をどれだけ小さくして実現したのか、見ていく。

モジュールはどれだけ小さくなったのか

腕時計の中で時刻を計算し、画面に表示する部品を「モジュール」と呼ぶ。A168のような普通の腕時計では、このモジュールがケースの大きさをほぼ決めている。

CRW-002の商品ページによると、搭載するモジュールは「一般的な腕時計用モジュールに比べ約1/10サイズ」に小型化されている。それでいて、7セグメント表示の液晶に加え、オートカレンダーや12/24時間切替、ストップウォッチにも対応すると明記されている。

自分はここで一度止まった。小さくするなら機能を削るものだと思っていたからだ。ところがこのモジュールは、デュアルタイムもストップウォッチもオートカレンダーも、A168の機能をほぼそのまま積んでいる。削ったのは機能ではなく、部品の体積そのものだ。

この「1/10」が具体的にどれくらいの小ささなのか、本体の数値で確かめる。

指にはまる大きさとは

Impress Watchの記事とTiCTACの商品ページによると、CRW-002の本体サイズは25.2×18.2×6.2mm、重さは15g。リングサイズは22号(内径20mm)が基本で、19号・16号用の調整スペーサーが同梱される。

仕様は次のとおりだ。

  • クオーツ式(モジュールNo.3595、月差±30秒)
  • 日常生活用防水
  • デュアルタイム、ストップウォッチ(1/100秒、60分計)
  • 時刻フラッシングライト(アラーム)、白色LEDバックライト
  • オートカレンダー(2月28日まで対応)、12/24時間表示切替
  • 電池寿命2年

腕時計1本分の機能が、指輪の内側に収まる体積まで圧縮されている。この圧縮の裏返しとして、買う前に確認しておきたい点もいくつか出てくる。

買う前に確認したいこと

電池交換は、ユーザー自身ではなくメーカー修理での対応になる。自分は、モジュールをここまで小さくした分、裏蓋を自分で開けて電池を替える前提を外したのだと見ている。防水も日常生活用にとどまり、プールでの使用や水圧のかかる場面には向かない。

リングサイズも確認したい。同梱のスペーサーで19号・16号相当までは調整できるが、それより小さい指や、22号を超える指には別の対応が必要になりそうだ。

向くのは、A168のデザインが好きで、腕時計を増やさずに指先で時刻やストップウォッチを確認したい人になる。向かないのは、本格的な防水性能が要る人や、電池交換を自分でしたい人だ。

価格はシルバー(CRW-002D-1AJR)が19,800円、ゴールド(CRW-002G-9AJR)が22,000円(いずれも税込、2026-11-03確認)。TiCTACの案内では店舗は抽選予約、オンラインストアは会員登録のうえ先着順としている。海外メディアの報道では抽選制という記載もあり、販売方式の説明は情報源によって揺れている。買う前に、正規販売店で最新の案内を確認したほうがよさそうだ。

まとめ

CRW-002は、A168が持つデュアルタイムやストップウォッチなどの機能を削らず、モジュールを一般的な腕時計用の約1/10サイズに縮めることで指輪に収めた。本体は25.2×18.2×6.2mm・15g。電池交換がメーカー修理前提であること、防水が日常生活用にとどまること、リングサイズの調整幅が19号〜22号相当であることは、買う前に確認しておきたい。腕時計を増やさずに同じ機能を身につけたい人には、選択肢が1つ増えたことになる。

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