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Meta OneのCoreは単体3プラン分の値段でAI生成枠が増える

MetaがInstagram・Facebook・WhatsAppの新サブスク「Meta One」を発表した。単体3プラン合計877円に対し、AI生成枠まで含むCoreは949円で、差はわずか72円だった。

スマートフォンを両手で持ち、メッセージアプリの画面を指で操作している写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by cottonbro studio on Pexels

Instagramを開いていて、ストーリーズのそばに「Plus」という案内を見たことがある人もいるはずだ。タップすると出てくるのは、月額数百円の有料プランだった。

これはInstagramだけの話ではない。Metaは2026年9月15日(米国時間)、Facebook・WhatsAppも含めた新しいサブスクリプション「Meta One」を発表した。公式ニュースルームによると、3つのアプリを別々に有料化する「単体プラン」と、Meta AIの生成機能までまとめて増やす「バンドルプラン」がある。

気になるのは金額の差だ。単体3つを別々に契約すると合計877円になる。ではAI生成の枠まで増えるバンドル「Core」はいくらなのか。その前に、単体プランに何が含まれているのかを見ておきたい。

単体プランで増える機能

単体プランは、1つのアプリだけをもっと自分好みにしたい人向けだ。公式ニュースルームが示す日本での月額は次のとおり。

プラン月額(税込)主な機能
Instagram Plus319円DM・ストーリーズのカスタムフォント、閲覧通知、DMプレビューなど
Facebook Plus319円Messengerのカスタマイズ、リール動画のインサイト強化、スーパーハート
WhatsApp Plus239円限定テーマ・アイコン、特別なエフェクト付きスタンプ、チャットのピン留め上限の増加

どれも自己表現寄りの機能で、Meta AIの生成量が増えるわけではない。3つとも契約すると合計877円になる。この数字を覚えておくと、次のバンドルプランの値段が意味を持ってくる。

Core・Premiumは何が違うか

3つのアプリを両方使っている人が気になるのは、単体プランを3つ契約するのと、まとめてバンドルに入るのとでどちらが得か、という点だ。

Meta Oneには個人向けのバンドルとして「Core」と「Premium」がある。公式ニュースルームはCoreの中身をこう説明している。「各アプリの単体プラン(Instagram Plus、Facebook Plus、WhatsApp Plus)の機能も含まれて」いるという。

そのうえで「Meta AIで生成できる画像や動画の数も増えます」ともある。つまりCoreは、単体3プランの機能をそのまま含んだ上位版になる。

その月額は949円。自分は単体3つの合計(877円)よりずっと高いだろうと身構えていたが、実際の差はたった72円だった。

0200400600800単体3プラン合計 877円Core 877円Core 72円877円877円72円単体3プラン合計Core

2本の帯を並べると、Coreの帯は単体3プラン合計の帯とほぼ同じ長さで、末尾にわずかな区間が足されていると分かる。単体3つを別々に契約した場合とほぼ同じ負担で、Meta AIの画像・動画生成の枠まで手に入る契約になっている。

ここで1つ留保しておきたい。CoreはInstagramの「Restyle」というAI機能にも言及されているが、公式ニュースルームはこれを「日本では現時点で未対応」と明記している。Coreに入ればAI関連の機能がすべて使えるわけではなく、地域による差が残っている。

Premiumと今後の広がり

Premiumは月額2,900円で、「Coreのすべての機能に加え、Meta AIやMetaの各アプリで最も多くのコンテンツを制作できます」という位置づけだ。Core止まりで生成回数の上限にまた当たるようなら、Premiumで枠をさらに広げる形になる。

自分なら、まずCoreで72円分の増量を試す。それでも生成回数が足りない月が続くようなら、そこで初めてPremiumを検討する、という順で判断すると思う。

公式ニュースルームは、初期テストの結果にも触れている。バンドルプラン登録者の半数以上が、AIと自己表現のためのツールを両方利用していたという。とくにInstagramのスタイル変更やボイスエフェクトが、登録の主な理由だったとも書かれている。単体プランの自己表現機能とAI生成機能を、両方使う人が実際に多かったことになる。

なお、Meta AIの日常的な利用はこれまでどおり無料のままだ。有料になるのは、多くの計算資源を使う画像・動画生成や、アプリ内の高度なAI機能の利用枠だけになる。

Meta OneはInstagram・Facebook・WhatsAppの3アプリから始まった。公式ニュースルームは、編集アプリのEditsやAIグラスにも今後対象を広げていく方針を示している。サブスクリプションとトライアルの登録数は、発表時点ですでに1,500万件を超えているという。

法人・クリエイター向けプランの機能

公式ニュースルームによると、ビジネスやクリエイター向けには、規模に応じた4段階のバンドルが用意されている。

プラン月額(税込・から)主な機能
Essential2,000円プロフィールへの評価掲載、認証バッジによる信頼性の表示
Advanced5,200円最大30日先までのストーリーズ予約投稿、エクスポート可能な分析データ
Expert・Max15,800円・52,000円大規模なチーム向けの高度な機能、Meta Business Agentの処理能力拡大

公式ニュースルームはExpertとMaxをまとめて「最高レベルの機能アクセス」と説明しており、この2段階の機能差は書き分けられていない。どのプランも、Facebook・Instagram・WhatsApp Businessアプリをまたいで使える。個人向けのCore・Premiumと違い、フォロワーや顧客対応の自動化に力点が置かれている。

まとめ

  • Meta Oneは、Instagram・Facebook・WhatsAppを個別に有料化する単体プラン(319円・319円・239円)と、AI生成枠まで含むバンドルプラン(Core・Premium)に分かれる
  • 3つのアプリを両方使うなら、単体3つの合計877円とほぼ同額の949円で、Meta AIの画像・動画生成枠まで増えるCoreに入る方が実質的な負担は小さい
  • Instagramの「Restyle」など一部のAI機能は日本では現時点で未対応で、Coreに入っても地域差が残る
  • 生成回数の上限にCoreでも当たるようなら、Coreの全機能に上乗せするPremium(2,900円)が次の選択肢になる

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