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Claude CodeのAgent viewは複数作業を1画面で管理できる

Claude CodeのAgent viewは、複数セッションを状態別に並べ、必要な質問への返信と会話全体への接続を1画面から切り替えられる。

暗い部屋で人物がノートパソコンと2台の外部モニターを使ってコードを確認している写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by cottonbro studio on Pexels

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バグ修正、プルリクエストのレビュー、落ちるテストの調査をClaude Codeへ別々に頼んだ。3枚のターミナルを順番に開き、どれが動いていて、どれが返事を待っているのかを見直す。並行作業を増やしたのに、人間の仕事は画面の巡回になってしまう。

Claude Codeの「Agent view」は、この3つの会話を1画面にまとめる。claude agents で開くと、複数の作業が状態別に並び、必要な質問にだけ短く答えられる。経緯や差分を詳しく読みたいときは、その会話全体へ入る。どこまで一覧で済ませ、いつ会話へ入るのかを整理する。

一覧で何が分かるのか

Agent viewを開くと、複数のClaude Code作業の何が見えるのか。公式ドキュメントでは、各作業を独立したbackground sessionとして扱い、状態ごとに一覧へ並べる(Claude Code公式ドキュメント)。ここでいうbackground sessionは、会話画面を開いていなくても処理を続けるClaude Codeの会話だ。

一覧でよく使う状態は、次のように読める。

状態意味人がすること
Workingツール実行や回答生成が進行中基本は待つ
Needs input質問や権限判断を待っている内容を見て返す
Completed作業が正常に完了した結果を確認する
Failedエラーで終了した原因を確認する

各行には、現在の作業や必要な入力を短くした要約も表示される。全文を開かなくても、「テスト実行中」「仕様の選択待ち」「修正完了」といった違いを一覧で判断できる。では、新しい作業はどこから始めるのか。

3つの作業を始める

Agent viewから複数の作業をどう始めるのか。最小の流れは3段階になる。

  1. ターミナルで claude agents を実行する。
  2. 画面下の入力欄へ、1件目の作業を説明して送る。
  3. 2件目、3件目も同じ欄から別々に送る。

同じ入力欄を使うが、2件目は1件目への追伸にならない。送信するたびに独立した新しいsessionが始まり、横に並んで動く公式ドキュメントのQuick start)。公式ページは、バグ修正、PRレビュー、flaky testの調査を3行に分ける例を挙げている。

作業中の会話をあとから一覧へ移すこともできる。普通のClaude Code会話で /bg を実行するか、何も入力していない状態で左矢印キーを押すと、その会話はbackground sessionになり、処理を続けながら一覧へ戻る。作業を増やす方法が分かると、次は人が返事をする方法を分けられる。

短い返信と会話を分ける

一覧に「Needs input」が出たとき、会話全体を毎回開く必要はあるのか。Agent viewには、短い確認と詳しい確認を分ける2つの操作がある。

  • Space: peek panelを開く。入力待ちなら質問そのもの、完了済みなら結果、作業中なら状態の全文が出る。その場で短い返信も送れる。
  • Enter または右矢印: sessionへattachする。通常のClaude Code会話として、これまでの経緯やツール実行を詳しく読める。

たとえば3件のうち1件だけが「A案とB案のどちらにするか」と聞いているなら、Spaceで質問を開き、その場で返せる。変更差分を読み、追加の指示を何度も出すならEnterで会話全体へ入る。会話から一覧へ戻るときは、空の入力欄で左矢印を押す(Peek and replyとAttachの説明)。

状態確認と短い判断は一覧で済ませ、経緯を読む作業だけ会話へ入ればよい。自分はAgent viewを単なる「複数会話の一覧」だと思っていたが、この二段階を見て印象が変わった。全文を読む回数を減らすための管理画面になっている。

では、一覧やターミナルを閉じても作業は続くのか。

動き続ける範囲

どこまで端末から離れてもbackground sessionは動くのか。公式ドキュメントによると、別のsupervisor processが各sessionを管理するため、Agent viewやshellを閉じても処理は続く。MacやPCがスリープしてもsessionは保存され、復帰後に再接続される(session stateの説明)。

一方、現在のAgent viewはresearch previewであり、次の条件がある(公式のLimitations)。

  • sessionはクラウドではなく手元のマシンで動く。マシンをshutdownすると実行中のsessionは止まる。
  • 各sessionは契約の利用量を独立して消費する。10件を並行すれば、利用量はおおむね1件の10倍になる。
  • Claudeが専用worktreeを作って編集した場合、sessionを削除する前に変更をcommitする。削除とともにworktreeが消える場合がある。

公式のversion historyは、research preview中に操作や復旧方法が細かく変わってきたことを示している。古いClaude Codeでは一部のflagや挙動が異なるため、unknown option が出る環境では最新版への更新を先に確認したい(Version history)。

まとめ

Claude CodeのAgent viewは、複数のbackground sessionを「作業中」「入力待ち」「完了」などの状態で1画面に並べる。claude agents から独立した作業を始め、Spaceで質問や結果を短く確認し、Enterで必要な会話だけ詳しく読める。

最初は、互いに依存しない2〜3件を分けると使い方をつかみやすい。利用量はsessionごとに増え、処理は手元のマシンで動く。それでも、画面を順番に巡回する代わりに、入力待ちの作業へ直接移れるようになる。

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