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ahamoの「大盛り」終了、60GBまでなら値下げに

NTTドコモは2026年12月1日、ahamoの「大盛りオプション」を終了する。上限設定オプションは大盛り契約者には自動設定されないため使った分だけの3段階制へ移り、60GB超だけが165円の値上げになる。

スマートフォンの画面を指先で操作している手元のクローズアップ

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Joslyn Pickens on Pexels

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毎月4,950円を払って、ahamoの「大盛りオプション」で110GBまで使えるようにしている。だが明細を見ると、実際に使っているのは50GBそこそこ——という人はいないだろうか。その大盛りオプションを、NTTドコモが2026年11月30日で終了する。契約中の人も同日で自動的に終わり、何か操作をしなくても12月1日を迎える。

「オプションが終わる」と聞くと、使える容量が減って困るように聞こえる。だが起きるのはその逆でもある。上限が付かなくなる代わりに、使った分だけの精算に変わる。60GBまでの利用なら、支払いはむしろ安くなる。

大盛りには上限が付かない

同じ発表では、ahamoの料金体系そのものも40GB以下・40GB超60GB以下・60GB超120GB以下の3段階(ステップ)制に変わる。使った分だけ、3,135円・4,125円・5,115円のいずれかが自動で決まる仕組みだ。

このとき、大盛りオプションを契約していない通常の契約者には、使いすぎを防ぐための「上限設定オプション」が無料で自動的に設定される。ドコモの発表は「2026年11月1日時点でahamoを契約中のお客さまは、利用可能データ量の上限を40GBとする上限設定オプションを12月1日から自動で設定します」と説明している。上限を40GBに固定しておけば、うっかり使いすぎてステップ2やステップ3の料金になる心配がない。

ところが、この自動設定には大盛りオプション契約者が入っていない。発表文を読むと、上限設定オプションの対象は大盛りオプションを契約していない人に限られている。これは自分の見立てだが、大盛り契約者はもともと多く使うことを前提にした契約なので、上限を決める対象から外れたのだろう。

上限がないと何が起きるか

上限が付かないと聞くと、青天井で高額になるように思えるかもしれない。自分も最初はそう身構えた。だが実際に起きるのは、その逆だ。

大盛りオプションは自動で終了し、上限設定オプションも設定されない。この2つが重なると、大盛り契約者は12月1日以降、何も申し込まなくても実際に使ったデータ量に応じた3段階の料金へそのまま移ることになる。上限が「ない」のではなく、上限を決める代わりを3段階の仕組みそのものが引き受ける形になる。

これまでの大盛りオプションは、月に何GB使っても4,950円(基本料金2,970円+大盛り1,980円)の固定だった。ahamo公式サイトの料金ページで確認できる、現行の金額だ。12月からは、この固定料金が実際の使用量によって次のように分かれる。

010002000300040005000円現行・大盛り(一律): 4,95012月以降・40GB以下: 3,13512月以降・40超60GB以下: 4,12512月以降・60超120GB以下: 5,1154,9503,1354,1255,115現行・大盛り(一律)12月以降・40GB以下12月以降・40超60GB以下12月以降・60超120GB以下

図の4本を比べると分かるとおり、新しい3段階のうち2つ(3,135円・4,125円)は、これまでの一律4,950円より安い。使用量が60GBまでに収まる人なら、何もしなくても支払いが下がる計算になる。60GBを超えて使う人だけが、165円高い5,115円になる。それでも上限は110GBから120GBへ10GB広がっており、単純な値上げとは言えない。

自分の場合はいくらになるか

具体的に、月45GBを使っている人と、月70GBを使っている人を例に考えてみる。

  • 月45GBの人: 12月からはステップ2(40GB超60GB以下)の4,125円になる。今までの4,950円より825円安い。年間では9,900円の差になる
  • 月70GBの人: ステップ3(60GB超120GB以下)の5,115円になる。今までの4,950円より165円高いが、使える上限は120GBまで広がる

境目は60GB。ここまでに収まっていれば値下げ、それを超えると165円だけ値上げという、はっきりした線がある。自分が普段どれくらい使っているかは、ahamoアプリまたは公式サイトのマイページで確認できる。60GBを超えそうで使いすぎを避けたい人は、自分の意思で上限設定オプションへ切り替えられるかを確認したほうがよい。この点は今回の発表文に記載がない。

ポイ活も大盛り契約が要らなくなる

大盛りオプションには、料金プランとは別にもう1つの役割があった。dポイントの還元率を上げる「ahamoポイ活」(月額2,200円)は、これまで大盛りオプションへの加入が申込の条件になっていた。ポイ活だけしたくても、使わない80GB分の大盛りをまるごと契約する必要があった。

この条件も12月1日から変わる。ドコモの発表は「ahamoポイ活は、2026年12月1日以降、大盛りオプションのお申込みが不要となります」としている。対象は60GB超120GB以下を使う人で、還元は変わらず最大4,000ポイント(dポイント、期間・用途限定)。基本料金がステップ3の5,115円になるので、ポイ活込みの合計は5,115円+2,200円=7,315円だ。

大盛り契約が条件だった頃12月1日以降
前提となる基本料金4,950円(110GBまで一律)5,115円(60GB超120GB以下)
ポイ活オプション2,200円2,200円(変更なし)
合計7,150円7,315円
申込条件大盛りオプションへの加入が必須申込不要。60GB超使えば自動対象

合計額は165円上がるが、これは基本料金側の値上げ分とそのまま一致する。ポイ活オプション自体の値上げではなく、「大盛りをまるごと契約しなくても、実際に60GBを超えて使うだけでポイ活の対象に入れる」という条件の緩和が今回の変化になる。

まとめ

ahamoの大盛りオプションは2026年11月30日で自動的に終わる。12月1日からは、何もしなくても実際の利用量に応じた3段階制に移る。段階は40GB以下3,135円・40GB超60GB以下4,125円・60GB超120GB以下5,115円の3つだ。上限設定オプションが自動設定されないのは、大盛り契約者がもともと多く使う前提だからだろう。結果として、これまで一律4,950円だった支払いは、月60GBまでの利用なら下がり、60GB超だけ165円上がる形に分かれた。

ポイ活も大盛り契約が要らなくなり、60GB超を使う人なら申込なしで対象になる。自分が普段どれくらい使っているかを確認しておけば、12月からの支払いがどちらに転ぶかが見えてくる。

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