Litmus — 話題のニュースを、深く読み解く。 RSS
AI

音源を3分でピアノ譜に、ヤマハの新アプリは10月末まで全機能無料

ヤマハの「Piano Sheet Converter」は音源から4段階のピアノ譜を約3分で作り、MIDIやMusicXMLでも書き出せる。10月末までのβ期間は、通常月1980円のADVANCED機能も無料で使える。

開いたピアノの譜面台に楽譜が置かれ、鍵盤を上から見下ろした写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Pavel Danilyuk on Pexels

この記事には Amazon アソシエイトのリンクを含みます。

弾きたい曲のピアノ楽譜が市販されておらず、音源を聴きながら自分で耳コピしようとして挫折した経験がある人は多いはずだ。そこへ「音源を読み込むだけでピアノ譜にしてくれる」という見出しが飛び込んできた。ヤマハが公開した「Piano Sheet Converter」だ。約3分で難易度別のピアノ譜を作り、MIDIやMusicXMLでも書き出せる。ベータ期間の2026年10月末までは、本来は月1980円のADVANCEDプランの機能も無料で使える。

音源から4段階のピアノ譜を生成

ヤマハは2026年9月11日、Windows・macOS向けにピアノ譜自動生成アプリ「Piano Sheet Converter」のベータ版を公開した。音源ファイルを読み込むと、標準的な楽曲であれば約3分で「入門」「初級」「中級」「上級」の4段階から選べる難易度のピアノ譜を自動生成する。生成した譜面はアプリ内で編集・再生でき、PDFに加えてMIDI、MusicXMLの形式でも書き出せる(ITmedia NEWS)。

MIDIやMusicXMLは、紙のPDFと違って音符の高さや長さがデータとして残る形式で、DTMソフトや別の譜面作成ソフトへそのまま取り込める。耳コピした結果を紙に書き出すだけでなく、そこから編曲や打ち込みに進みたい人にとっては、この2形式が使えるかどうかが実用性を左右する。

今はADVANCED機能も無料

Piano Sheet Converterには、元から無料のFREEプランと、月1980円のADVANCEDプランがある。ADVANCEDには編集機能に加えて、さきほどのMIDI・MusicXML書き出しが含まれる。今はベータ期間中のため、このADVANCEDの機能もすべて無料で使える(ITmedia NEWS、freekontaktina.com)。

プラン通常時の扱い今(β期間中)の扱い
FREE無料。譜面生成が可能無料
ADVANCED月1980円。編集・MIDI/MusicXML書き出しを含む無料開放中

報じられた「無料公開」は、無料のFREEプランに加えて、ADVANCEDの機能まで期間限定で開放されている状態を指している。

無料期間は10月末まで

ベータ期間は2026年10月末までで、予告なく変更される可能性があると案内されている(freekontaktina.com、dtm-sale.com)。期間が終わったあとにADVANCEDを使い続ける場合は月1980円、年に直すと23,760円になる。β終了後の価格をヤマハが明言しているわけではないので、11月以降の条件は公式サイトの案内で確かめたい。

譜面をアプリの画面で見るだけならFREEのままで使える。MIDIやMusicXMLに書き出して、DTMソフトで編曲や打ち込みに進みたい人にとっては、10月末までが書き出し機能を無料で試せる期間になる。

精度が高いのはボーカル入りポップス

ヤマハ自身の説明では、ベータ版の段階で精度が最も高いのはボーカル入りのポップスで、それ以外のジャンルは今後の改善対象という位置づけだ(freekontaktina.com、dtm-sale.com)。J-POPのボーカル曲を弾きたい人は、今の段階から精度の高い譜面を試せることになる。

私的利用に限りPCで使える

利用範囲にも条件がある。自分の練習に使うだけなら気にする場面は少ないが、次の2点は使い方によって結論が変わる。

  • 利用範囲: FREE・ADVANCEDのいずれも私的利用に限定され、商用利用は認められていない(freekontaktina.com、dtm-sale.com)。耳コピの補助として自分の練習に使う分には問題にならないが、生成した譜面を演奏動画の配布や販売に使う場合は条件を確認したほうがよい
  • 対応環境: 現時点ではWindows・macOSのみ。正式版は2026年秋、iOS・Android版は2027年春を予定している(ITmedia NEWS)

まとめ

ヤマハの「Piano Sheet Converter」は、音源を読み込むと約3分で入門から上級まで4段階のピアノ譜を作り、アプリ内での編集・再生と、PDF・MIDI・MusicXMLでの書き出しまでできる。2026年10月末までのβ期間は、本来月1980円のADVANCEDプランの機能も無料で使える。精度が最も高いのはボーカル入りのポップスで、私的利用に限ってWindows・macOSで使える。耳コピで挫折した曲を、無料期間のうちに譜面にしてDTMソフトへ取り込んでみられる。

この記事の先を読む本を探す

特定の本を勧めるものではありません。検索結果から、いまの版と目次を確かめて選んでください。

コメント

気づきや感想をどうぞ

記事への補足や、読んで考えたことをお寄せください。個人情報や、他の人を傷つける内容の投稿はお控えください。

コメントを読み込んでいます…

    ほかの記事

    最新の記事 →