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無印良品「ジョイントタップ」は口数とコード長を選べる電源タップ

無印良品のジョイントタップは、口数の違うタップ部とコード長の違うケーブル部を組み合わせる電源タップ。16通りの組み合わせと、タップ部同士をあえて連結できない構造にした理由をPC Watchの記事から確認した。

電源タップとコードが差し込まれたコンセントのイメージ写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by panumas nikhomkhai on Pexels

この記事には Amazon アソシエイトのリンクを含みます。

電源タップを買うとき、欲しい口数の製品はコードが短く、ちょうどいい長さの製品は口数が足りない。そんな妥協をした経験があるなら、無印良品の「ジョイントタップ」がその両方を解決してくれる。電源タップ本体とコンセントに挿すコードが別々のパーツに分かれていて、好きな組み合わせで選べる仕組みだからだ。ただし、この組み合わせ自由の仕組みには1つだけ、あとから増やせないものがある。口数だ。

タップ部とケーブル部を組み合わせる

無印良品「ジョイントタップ」は、電源タップ本体にあたる「タップ部」と、コンセントに挿す「ケーブル部」の2つのモジュールを組み合わせて使う。PC Watchの記事によると、タップ部は3個口・5個口・4個口(USBポート1個口付き)・6個口(個別スイッチ付き)の4種類がある。ケーブル部は10cm・1m・3m・5mの4種類で、4×4で16通りの組み合わせが作れる。

  • タップ部 3個口(MJ-JT12B): 税込491円(ZOZOTOWN内 無印良品公式ストア、2026-09-22確認)
  • タップ部 5個口(MJ-JT11B): 税込591円(同ストア、2026-09-22確認)
  • タップ部 4個口/USBポート1個口(MJ-JT10B)
  • ケーブル部 10cm(MJ-JT04B)、1m(MJ-JT03B)

タップ部だけでは使えず、ケーブル部と組み合わせて初めて電源タップとして機能する。接続は奥まで差し込むとロックがかかる方式で、外すときは側面のボタンを押しながら引っ張るが、PC Watchのレビュアーはかなり力を入れないと抜けないと書いている。

現行のロック付きラインナップは、無印良品が数年前に刷新したものだ。それ以前の旧ラインナップにはロック機構がなく、簡単に外れる構造だったという。刷新によって旧ラインナップとの互換性は失われ、当時は既存ユーザーから反発があったとPC Watchは振り返っている。

自分はこの「好きに組み合わせられる」という仕組みを読んで、最初はこう思った。タップ部を複数つなげば、口数を後からいくらでも増やせるのではないか。

口数だけは増やせない理由

結論から言うと、それはできない。もしタップ部同士を連結できるなら、5個口のタップ部を10個つなげば単純計算で50個口の電源タップが作れてしまう。しかし実際には、タップ部同士・ケーブル部同士は物理的に接続できない構造になっている。

理由はジョイント(接続端子)の形にある。PC Watchの記事によると、タップ部側のジョイントは「凹」形状しか持たず、ケーブル部側のジョイントは「凸」形状しか持たない。同じ種類のモジュール同士をつなごうとすると、凹と凹、凸と凸になってしまい、かみ合わない。凹と凸の両方を備えているのは、タップ部とケーブル部の間に挟んで使う「オン/オフスイッチ」モジュール(MJ-JTS1)だけだ。

正しく繋がる タップ部 ケーブル部 両方の端子を持つ オン/オフスイッチ 同種は繋がらない タップ部 タップ部

PC Watchの記事の記述をもとに接続端の形を単純化した図で、実測の寸法は含まない。凹凸が非対称なため同じ種類のモジュールは連結できず、オン/オフスイッチだけが凹と凸の両方の端子を持つ。タップ部が「凹」だけ、ケーブル部が「凸」だけという非対称な形は、同じ種類のモジュールを数珠つなぎにできないための設計になっている。口数を増やしたいときは、タップ部を追加するのではなく、より口数の多いタップ部に交換することになる。この前提で選ぶなら、実際に買うときは何を確認すればいいのだろうか。

買う前に確認したい仕様

向くのは、部屋のレイアウト替えが多く、置き場所ごとに電源タップを使い分けたい人だ。ケーブル部だけを長いものに差し替えれば、タップ部を買い直さずに済む。一方、口数を頻繁に増やしたい人には向かない。上で見たとおり、増設ではなく交換になる。

もう1つ確認しておきたいのが、雷サージへの対策だ。PC Watchの記事は、この製品に雷ガード機能がないと指摘している。雷サージ対策を重視する人は、その機能を持つ別の電源タップを検討したほうがいい。

買い替えのタイミングでは世代の違いにも注意したい。現行のロック付きラインナップと、それ以前の旧ラインナップは接続部の形状が違うため混在できない。フリマサイトなどで古いジョイントタップを見つけても、現行品とは組み合わせられない。

まとめ

無印良品「ジョイントタップ」は、口数の違う4種類のタップ部とコード長の違う4種類のケーブル部を組み合わせて使う電源タップだ。16通りの組み合わせから、設置場所に合ったものを選べる。組み合わせ自由に見えて、タップ部同士・ケーブル部同士は接続端子の形が非対称なため連結できず、口数を増やしたいときはタップ部を交換することになる。この制約は、タップを数珠つなぎにする使い方を避けるための設計だ。価格は3個口が税込491円から。買い替える前に、旧ラインナップとは混在できないことと、雷ガード機能が無いことを確認しておくと選びやすい。

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