「テイルズ オブ」のリマスタープロジェクトに、エターニアの名前が加わっている。プレイステーションで遊んだ人も、PSPのリメイク版で知った人もいるだろう。あの2つの世界を巡るRPGが、2026年10月15日に現行の6機種で発売される。しかも今回は、戦闘のテンポそのものが変わった。オート戦闘で敵を倒すだけの雑魚戦なら、新機能を組み合わせて最短4秒で終わる。気になるのは、いつどの機種でいくら払えば遊べるのか、そして戦闘のテンポが具体的にどれだけ変わったのかだろう。
いつどの機種で遊べるか
発売日は2026年10月15日(木)。対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Steamの6つになる。このうちSteam版だけ1日遅れて、10月16日(金)発売だ(バンダイナムコエンターテインメント公式サイト)。
開発を担当するのは株式会社トーセ、発売元はバンダイナムコエンターテインメントだ(gamebiz)。ベースになっているのは2005年発売のPSP版で、さらに元をたどると2000年にプレイステーション用として発売された作品にあたる(4Gamer.net)。約25年前の物語が、今度は6機種同時で遊べるようになる。
どんなRPGだったのか
『テイルズ オブ エターニア』は、インフェリアとセレスチアという2つの世界を行き来しながら進むRPGだ。戦闘は、コマンドを選んで待つ形式ではなく、キャラクターが画面上を動き回りながら技を繰り出すリアルタイム形式になる。シリーズではこれを「アグレッシブ リニアモーションバトルシステム(A-LMBS)」と呼ぶ。
高速戦闘で雑魚戦が4秒に
今回のリマスターで新しく入ったのが「高速モード」だ。パーティ全員の行動を「AUTO」に設定しているときだけ使える機能で、オート戦闘そのものの速度を引き上げる。電ファミニコゲーマーの先行プレイでは、手動操作でダメージ倍率も等倍のバトルが15秒台だった。同じ雑魚戦を高速モードで戦うと、9秒台まで縮んだと報告されている(電ファミニコゲーマー)。
先行プレイの記事が伝えているのは、そこからさらに縮んだ4秒という数字だ。これは高速モードに「ブースト機能」を足した結果になる。ブースト機能と聞くと攻撃力の倍率だけを思い浮かべそうになるが、実際はもっと幅がある。
ブースト機能の中身
GAME Watchの先行プレイ記事によると、ブースト機能の設定画面には次の項目が含まれる(GAME Watch)。
- 獲得経験値の倍率(記事内の例では4倍)
- 獲得ガルド(お金)の倍率(同じく4倍の例)
- 術技を使うためのTP消費量の減少
- アイテムの所持数上限の拡張
- 与えるダメージの倍率(最大5倍)
高速モードとブースト機能を組み合わせると、15秒台だった雑魚戦は4秒で終わる。この差は、一覧の中の「ダメージ倍率を5倍にする」という一項目を高速モードに足しただけで生まれている。
このグラフが示すのは、機能を1つ足すごとに戦闘時間が段階的に縮む様子だ。高速モードだけでもおよそ4割の短縮だが、ダメージ倍率という一項目を重ねただけで、そこからさらに半分近くまで縮んでいる(電ファミニコゲーマー)。自分は、高速モードとブースト機能をそれぞれ読んだだけでは、組み合わせたときにここまで縮むとは予想していなかった。
ダメージ倍率は敵にも味方にも等しくかかる。電ファミニコゲーマーの記事は、前衛のキャラクターがあっさり倒れることがあるとも報告している。倍率を上げるほど戦闘は速く終わるが、被弾のリスクも同時に上がる仕組みだ。
プロデューサーの玉越氏はGAME Watchの取材に対し、「新規プレーヤー向けのシステムと『オリジナル版らしさ』のバランスを重視した。時代的に手探りで攻略を進める楽しさも存在していた作品だったため、両立させるよう調整した」とコメントしている(GAME Watch)。快適に進めたい人には高速モードとブースト機能を、当時のテンポを味わいたい人にはそのままの戦闘を、という選び方ができる作りになっている。
版と対応機種を選ぶ
価格と対応機種は版によって違う。バンダイナムコエンターテインメント公式サイトの表記をもとに整理した(バンダイナムコエンターテインメント公式サイト)。
| 版 | 価格(税込) | 対応機種 |
|---|---|---|
| 通常版 | 3,960円 | Switch 2/Switch/PS5/PS4/Xbox/Steam |
| デラックスエディション | 6,930円 | Switch 2/Switch/PS5/PS4/Xbox/Steam |
| 特装版 | 11,110円 | Switch 2/Switch/PS5 |
特装版だけはXbox・PS4・Steamに用意されていない。この3機種で遊びたい場合は、通常版かデラックスエディションから選ぶことになる。デラックスエディションには成長促進アイテムセットやバトルBGMパック、デジタルアートブック&サウンドトラックが付く。特装版はピンバッジやアクリルジオラマなど実物のグッズが中心だ(バンダイナムコエンターテインメント公式サイト)。
このほか、グラフィックと効果音はオリジナル版とリマスター版をいつでも切り替えられる。スキットや戦闘中の会話には、原作になかった字幕も新たに付いた(4Gamer.net)。
まとめ
『テイルズ オブ エターニア リマスター』は2026年10月15日(Steam版は16日)に発売される。対応機種はSwitch 2・Switch・PS5・PS4・Xbox・Steamの6つだ。約25年前の物語を、当時のテンポのまま遊ぶことも、高速モードとブースト機能で雑魚戦を数秒で切り上げることもできる。版によって対応機種と付属品が違うので、まずはどの機種で遊ぶかを決め、そのうえで通常版・デラックスエディション・特装版のどれにするかを選べばよい。
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