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マイナアプリは、2つの本人確認アプリを1つにまとめたものだった

2026年8月25日、デジタル庁は「マイナポータルアプリ」に「デジタル認証アプリ」を統合し「マイナアプリ」にした。新規ダウンロードは不要で、既存アプリのアップデートだけで移行できる。

男性がクレジットカードのような薄いカードを片手に持ち、もう片方の手のスマートフォンを見ながら操作している室内の写真

イメージ写真 記事の内容を撮影したものではありません。Photo by Vitaly Gariev on Pexels

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スマートフォンのホーム画面を見たら、いつも使っていた「マイナポータル」のアイコンが、いつの間にか「マイナアプリ」という名前に変わっていた。そんな戸惑いを持った人がいる。2026年8月25日、デジタル庁が「マイナポータルアプリ」に「デジタル認証アプリ」の機能を統合し、「マイナアプリ」として提供を始めたためだ。新しいアプリを探す必要はない。今まで使っていたアプリをアップデートすれば、そのままマイナアプリになる。

2つのアプリが1つになった

これまで、マイナンバーカードを使ったスマホの認証には、役割が違う2つのアプリが並んで存在していた。マイナポータルへログインするための「マイナポータルアプリ」と、行政機関や民間企業のサービスで本人確認や署名をするための「デジタル認証アプリ」だ。両方を使う人は、場面によってアプリを切り替える必要があった。

デジタル庁は2026年1月22日の時点で、この2つを「2026年夏頃」に統合する予定だと予告していた。(2026年夏頃、マイナポータルアプリにデジタル認証アプリを統合する予定です - デジタル庁)そして8月25日、予告どおり「マイナポータルアプリ」に「デジタル認証アプリ」の機能を統合した「マイナアプリ」の提供を開始した。(マイナアプリの提供を開始しました - デジタル庁)

デジタル認証アプリという名前自体は消えたわけではない。アプリとしての提供は終わり、その仕組みは「デジタル認証サービス」という名称に変わって、行政機関や民間事業者がサービスに組み込む基盤として引き続き使われている。(デジタル認証アプリはマイナアプリに統合されました - デジタル庁)変わったのは、利用者がスマホに入れて操作するアプリの数だ。

場面これまでマイナアプリ以降
マイナポータルへのログインマイナポータルアプリマイナアプリ
行政機関・民間サービスでの本人確認や署名デジタル認証アプリマイナアプリ
マイナンバーカードのスマホへの追加マイナポータルアプリマイナアプリ

自分はこの告知を最初に見たとき、単なる名前の変更だと思っていた。実際に3つの告知ページを読み比べてみると、名前だけでなく、別々のアプリだった2つの認証の仕組みそのものが1本にまとまっていた。デジタル認証アプリを個別にインストールして使っていた人ほど、影響は大きい。

自分は何をすればいいのか

対応は難しくない。すでにマイナポータルアプリを持っている場合は、アプリストアで最新版にアップデートするだけでマイナアプリになる。新しくインストールし直す必要はない。(マイナアプリの提供を開始しました - デジタル庁)まだどちらのアプリも入れていない場合は、App StoreまたはGoogle Playで「マイナアプリ」を検索してダウンロードすればよい。(マイナアプリ(旧マイナポータルアプリ) - デジタル庁)

デジタル認証アプリだけを単体で使っていた人は、そのアプリの中にマイナポータルの機能が新たに加わった形になる。どちらの入り口から入っても、行き着く先は同じ1つのアプリだ。

マイナアプリで何ができるのか

公式の説明によると、マイナアプリでできることは大きく3つに分かれる。(マイナアプリの主な機能 - デジタル庁)

  • 本人確認・情報連携: マイナポータルへのログイン、行政機関や民間サービスでの認証・署名、認証や署名をしたサービスの履歴確認
  • マイナンバーカードの管理: iPhoneやAndroidスマホへのマイナンバーカードの機能の追加・設定、暗証番号やパスワードの変更(現在の番号が分かっている場合)、パスポートの読み取り
  • お知らせの受け取り: マイナンバーカードの有効期限など、行政機関からのお知らせをプッシュ通知で受け取る

これらの機能自体は、マイナポータルアプリやデジタル認証アプリの時代からあったものも含まれる。今回の変更で増えたのは機能の種類そのものより、これらすべてを1つのアプリの中で完結できるようになった点にある。

使う前に確認する2つの条件

マイナアプリを使うには、確認しておきたい条件が2つある。

1つ目は対応OSだ。iOSは16.4以上、Androidはバージョン11以降でNFC機能が必要になる。iPhoneにマイナンバーカードの機能を追加する場合は、さらにiOS 18.5以降を搭載したiPhone XS以降という条件が加わる。(マイナアプリの動作環境 - デジタル庁)古いスマホを使っている場合は、先にOSのバージョンを確認したほうがよい。

2つ目は端末のロック設定だ。マイナアプリは、第三者による不正利用を防ぐため、スマホ側にPIN・顔認証・指紋認証などのロックを設定していないと利用できない。ロックをかけていない端末では、アプリを開く前にこの設定を済ませておく必要がある。(マイナアプリの動作環境 - デジタル庁)

まとめ

2026年8月25日、デジタル庁は「マイナポータルアプリ」と「デジタル認証アプリ」という別々の2つのアプリを、「マイナアプリ」という1つのアプリに統合した。すでにマイナポータルアプリを持っている人は、新規ダウンロードではなくアップデートで移行できる。利用にはiOS 16.4以上またはAndroid 11以降+NFC、端末のロック設定という2つの条件があるが、それさえ満たせば、マイナポータルへのログインから、行政機関・民間サービスでの本人確認や署名、マイナンバーカードのスマホへの追加までを1つのアプリで済ませられる。

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